看護師が失業保険を受け取るためには、住んでいる地域のハローワークに行き、失業の状態であることを申請する必要があります。
最初に必要なのは、離職票です。
これは、退職した後に前の勤務先から受け取る書類で、自分が正当に離職したことを証明するものです。
この書類がないと手続きが始められないので、必ず受け取っておきましょう。
次に、ハローワークに行く際には、失業保険の手続きを行うのに必要な書類を持参します。
具体的には、離職票、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)、写真(証明写真サイズ)、印鑑、そして預金通帳またはキャッシュカードです。
これらを持ってハローワークに行き、失業保険の受給申請を行います。
ハローワークでは、職員の方が申請の受付を行い、必要な手続きを説明してくれます。
その際、雇用保険受給資格者証を受け取ります。
この証明書は、今後失業保険を受けるにあたって非常に重要なものなので、大切に保管しておいてください。
申請後は、ハローワークが主催する講習やセミナーに参加する必要があります。
これらの活動は、再就職を促進するためのもので、受講が義務づけられています。
また、定期的にハローワークに出向き、求職活動の状況を報告する必要があります。
求職活動が認められた場合、失業保険の支給が開始されます。
しかし、支給額や支給期間は、それまでの勤務状況や収入によって異なりますので、ハローワークで詳しい説明を受けましょう。
また、情報収集には【看護師転職ナビ<再就職手当について>】というサイトも役立ちます。